
私は2021年にHOT DOG SALONに入社しました。
実は、最初からトリマーとして応募したわけではなく、応募したのはカフェスタッフでした。
以前トリマーとして働いていた経験があったことから、「トリマーをやってみない?」と声をかけてもらったことがきっかけで、もう一度トリマーとして働くことになりました。
当時はトリマーの仕事から1年以上離れていて、ハサミを握ることも、犬に触れることもほとんどない状態。
「ちゃんと技術が戻るのかな」「新しいスタッフの中に馴染めるかな」
そんな不安を抱えながらの再スタートでした。
でも、実際に環境を変えて働いてみて感じたのは、今まで経験してきた働き方だけが、トリマーの“当たり前”ではないということでした。
もう一度トリマーをやってみようと思えた理由。
もう一度トリマーとして働いてみようと思えた理由のひとつが、店長の言葉でした。
これまでのサロンでの経験があるからこそ、「従来のサロンとは違う、犬やお客様の満足も、働きやすさも妥協しない新しい形のサロンをつくっていきたい」という考えを知って、「ここならもう一度トリマーとして働けるかもしれない」と思いました。
それに私はもともと人見知りなので、新しいスタッフの中に馴染めるかどうかも心配でした。
ブランクがあっても、少しずつ感覚を取り戻せました。
実際に働き始めてみると、周りのスタッフに教えてもらいながら、徐々に自分のペースを取り戻していくことができました。
久しぶりのトリミングだったので、最初から以前と同じようにできたわけではありません。
それでも、少しずつ仕事をしていくうちに感覚が戻ってきて、「またトリマーとしてやっていけそう」と思えるようになりました。
心配していた人間関係についても、実際に入ってみると印象が変わりました。
年齢に関係なく、みんなが仲良く、楽しそうに働いている。そんな様子を見ているうちに、「馴染めるかな」という不安も自然となくなっていきました。
新しい技術にも挑戦しています。
HOT DOG TOWNに入ってからは、以前の職場ではあまり経験してこなかったカットにも挑戦するようになりました。
例えば、3mmや6mmなどの短いカットです。
前の職場では、短くすっきり仕上げるスタイルを担当する機会があまりなかったので、最初は慣れていませんでした。
特に、肌に近いところで施術することに怖さがあって、なかなか手を動かせないこともありました。
そんなとき、先輩から、
「手元でやってみたら大丈夫だよ」
と声をかけてもらったことを覚えています。
最初は怖かったのですが、少しずつやってみることで、だんだんできるようになりました。
今まで経験していなかったから「できない」と決めるのではなく、やってみることで自分の技術の幅も広がっていったと思います。
個性的、でも、仕事になるとちゃんとまとまる。
HOT DOG SALONのスタッフは、一言でいうと、それぞれ個性が強いです(笑)。
でも、仕事になると、いい意味でちゃんとまとまります。
普段は友達みたいな感覚で話せるくらい距離が近いけれど、仕事をするときはそれぞれが自分の役割をきちんとやる。
私はそこが、このチームのいいところだと思っています。
店長も、ただ優しいことだけを言うわけではありません。
自分のことをちゃんと見てくれているからこそ、ときには厳しいことを言われることもあります。
それでも、みんなで楽しく働けている。そんな関係性も含めて、「ここで働いていてよかった」と感じています。
最初は、社長をファーストネームで呼ぶことにもびっくりしました(笑)。
それまで働いてきた環境とは違うことがたくさんあって、最初は慣れないこともありましたが、今ではそれも含めてHOT DOG SALONらしい良いところなのかな、と思っています。
「今までの環境が当たり前」と思わなくていい。
一度トリマーを離れて、違う環境を経験して、もう一度この仕事に戻ってきたからこそ、転職を考えているトリマーの方に伝えたいことがあります。
それは、「今まで働いてきた環境が、当たり前だと思わないでほしい」ということです。
同じトリマーでも、働く場所によって環境は全然違います。
例えば、大きなサロンでしか働いたことがないなら、小さなサロンで働いてみる。今までとは違う会社や環境に、一度チャレンジしてみる。
実際に違う場所で働いてみないと分からないこともあると思います。
今の職場に違和感があるからといって、トリマーという仕事自体を諦めなくてもいい。
トリマーの仕事は好き。でも、今の働き方は変えたい。
そう思っているなら、今いる環境だけを“当たり前”だと思わずに、一度違う場所を見てみてほしいです。
私自身も、環境を変えたことで、もう一度トリマーとして働き始めることができました。
だから、今の働き方に少しでも迷っている方にも、自分に合う環境を探すという選択肢があることを知ってほしいです。
